【東北大学男子ラクロス部Pick Up対談】~組織編~

Vol.1 TS組織改革


よりよい「部」としての組織を目指すため、竹岡率いる2020年度チームは様々な組織改革を行いました。その中でも今回は「スタッフ組織」について注目し、各ユニットリーダー3人にお話しを聞きました。


今後の文章で、インタビュアーを「イ」、MSポジションリーダー小林未来を「みく」、ASポジションリーダー門脇芽以を「めい」、TRポジションリーダー小林凜太朗を「りんた」で表記します。


イ:本日はお集まり頂きありがとうございます。早速本題に入りますが、今年度スタッフ組織のユニット分けに至る経緯と、それぞれが生まれた理由を改めて聞かせてください!


みく: 実をいうと、広報に力を入れたいからMS、スカウティングなどの分析を頑張りたいからASが生まれたという訳ではないんだよね。私は東北大男子ラクロス部における「スタッフの概念」を変えたくて、ポジションを作った。

まず一つ、自分の理想として、「チームを補う」「チームの当たり前を作る」というスタッフではなく、「チームの+αになる」スタッフを目指したい、自分はそうなりたいと考えていた。

そして二点目、退部したり退部検討したりするスタッフがもっと部活以外のことやりたいって理由が多かった。その原因がやっぱり日々プレイヤーに言われたことをやるだけ、受動的に過ごしちゃっていることと、それが正義だっていう部の風潮にあるんじゃないかなって感じていた。

そこで、もっとスタッフが主体的に考えて動ける、やりがいを見つけられるにはどうしたら良いか考えた結果、ユニット分けという選択に至った。その中で部のプラスになると考えたものがこのMS、AS、TRの三つが思いついた、という経緯になります!


イ:なるほど。プレイヤー起点ではなく、スタッフの主体性やモチベーションを重視した結果だったわけですね。

みく:そうだね~、スタッフしかり、東北大男ラクのスタッフの位置づけやスタッフ像の認識が問題だと思ったし、自分の理想からは遠いと考えた、からかなぁ。


イ:そういうことだったのですね。ちなみにユニットリーダーはどうきまりましたか?


3人:各スタッフリーダーに関してはそこまで深く考えずにすんなり決まったよね(笑)


イ:長年一緒にいるからこそお互い何となく誰がやるかとかはわかってくるものですかね(笑)

次の質問に行きます!ユニット分けして一番変わったことを教えてください。これは部に起きた変化、各リーダー個人の考え方や価値観などの変化どちらでも構いません!


りんた:リーダーになって一番気づいたのは、TRがプレイヤーからの信頼を得ること、選手に行動してもらうことの難しさかな。おーぬま(28期TR大沼彩音)と俺は、TRの指導を享受してくれる人に向けたものを発信するっていう結論になった。でも、やっぱり強制させられるだけの信頼を得ること、自分がそれだけの存在になって、しっかりプレイヤーを体の面から支えることが、もっと必要だって強く感じたかな。


イ:トレーナーをずっとやってきた身として、そしてリーダーとしての責任感というところでしょうか。


りんた:そうだね。リーダーになることでより「信頼」や「責任」について考えさせられて。自分でも色んな所から知識吸収したり、わからないことなくすように努力したかな。


めい:私はプレイヤーがプレーに集中できる環境づくりをする、いわゆるハイレベルの「補うスタッフ」がいいと思う考え方をずっと持っていたんだ。それがASリーダーを務めることで「主体的なスタッフ」の良さがわかるようになった。こういう自分の価値観の変化が大きいかな。

あまりデータに興味のない東北のプレイヤーが、関心を持つ、大事だって思ってもらえるようにすることが目標だなぁ、今年度だけで達成は難しかったけど。


イ:リーダーってやっぱりいろんな苦悩がありますよね、、

他に何か難しかったこと、試行錯誤したことありますか?


めい:ASはとくに0から1を作る必要があって、自分がやりたいと思うことと、ユニットメンバーが必要だと感じることのすり合わせがとても難しかった。ただの作業じゃなくて、自分事にしてもらいたくて。他大のASの仕事調べてきてもらったり、自分がASとしてどうなりたいか、何を達成したいかを考えさせた。

イ:下級生スタッフは特に指示されたとおりに動くことしかやってないし、できなかったからそういう考えを持たせるのは難しいですよね。

みくさんどうですか?


みく:そうだね~いい変化ばっかりじゃなくって。

例えば「いい広報とは何か」「何をしたら部のためになるのか」っていう認識が後輩と自分とで合わないことがあって。それを繰り返すうちに自分が理想を語り続けたり、猪突猛進に引っ張ることができなくなってしまったという変化はあるかな。これが自分にとっての変化。

部にとっての変化でいうと、今まではSNS誰かがやってるなぁとか、なんか写真撮ってるなぁという認識でしかなかった活動が、しっかりユニットとしての仕事として認知されたことは大きな影響だと思う。「広報」の部としての重要性がしっかり理解できる人、プレイヤーに伝えられる人の育成ができたことも大きいと感じる。


イ:沢山ありがとうございます。ここで、逆にユニットリーダーとして楽しかったことありますか?


みく:育成的な見方がメインになるんだけど、あやか(30期元MS)が自分のフィードバックをよりよいものにして返してくれたり、メンバーのみんなが自分の想定や期待を超えたパフォーマンスをした時が嬉しかったかな。


りんた・めい:リーダーの喜びはそうだよね(笑)


イ:では次の質問です。この企画は組織体制の変化について注目したものなのですが、同じように変化する部全体の運営組織について思うこととかありますか?


みく:正直運営部について特段意見はないかなぁ。しいて言うなら、運営部然りスタッフ組織然り、毎年毎年変わってしまっている。今年の活動や、組織体制の変化も、外から見たら毎年の変化の一つにすぎないんだよね。だからこそ、それを継続させていくこと、発展させることが後輩に必要になると思う。


イ:毎年毎年人数とか状況も変わるし色々難しいことが多いですね、、

後輩としてまた考えさせられます。


めい:いる人数の中で出来る仕事、必要な仕事取捨選択できればいいね。やっていくうちに何を残すべきかわかってくると思うよ。


りんた:TRのテーピングみたいに、みんなでやる仕事増やして分散できたらいいと思う。毎年、トレーナーも業務増やしたり減らしたりの連続だから。


みく:+αの仕事を当たり前にしていくことで進化する事が私は大事だと思うし、期待している。まだ新しいことを始めたばかりの今年度は「当たり前」になった仕事はまだない。だから、取捨選択の中でその当たり前を作っていき、そこから進化していってほしいと思うな。


イ:そうですね。来年度人数減るので色々と検討して、発展させていきたいと思います!ここで後輩やこれからの部への思いは聞けたのですが、最後に同期のマネージャーに一言ずついただきたいです!!(笑)各ポジションの同じ4年生にそれぞれお願いします!


3人:ええ~(笑)(笑)


りんた:おーぬま(28期TR大沼彩音)はいつもぼーっとしてる感じだけど、俺より敏感に怪我の多さや新しい情報とか、いろんなことに気づくんだよね。その、変化したい意欲とか鋭さに助けられました。


イ:りんたさんとおーぬまさんは互いに補いあうパズルの凸と凹みたいな感じですね(笑)


めいめい:もりおか(28期AS髙橋伶奈)はラクロス部の愛と比例して仕事を沢山やってくれて、本当に助けられたし、自分も頑張らなきゃって思わされた。お互いにモチベーションになる存在だったなぁ(笑)


みく:あやのちゃん(28期MS長谷川彩乃)はまず戻ってきたことを感じさせないことがすごいっておもう。それに加え、さっきも伝えたように自分は色々リーダーとして悩んだり、モチベーションの変動があった。そんな時、私のメンタルをケアしてくれた、支えてくれたのがあやのちゃんだったな。いなかったら今年のスタッフどうなってたんだろうって思うくらいの存在かな(笑)


イ:皆さんがみてくれるのが楽しみですね(笑)普段見ないアツい思いや友情が感じ取れてとても面白かったです。最後に、後輩へ、または残りの日数にかける思いなどの一言ありますか?


りんた:これから残る試合勝ってうまい酒がのみたい!!(笑)


めい:最近はASの仕事が好きで趣味になりつつあるので来年もASの仕事だけならやりたいです!!


みく:見てくれた方へになりますが、今伝えたのはあくまで私たちの価値観であるので、すべて受け入れたりするのではなく、自分の価値観持つことを大切にしてください!


イ:3人とも素敵な一言ありがとうございます!本日はこれで終了となります、お疲れ様でした!

インタビュアー:葛西のどか

編集・文責:川尻ひまり

東北大学 学友会男子ラクロス部

東北大学 学友会男子ラクロス部の公式ホームページです。 部員93名

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